020 インド建築の旅(15)

アグラからヴァラナシへと出発する日。

移動は夕方からなので、少し遠出をしてファテープルシークリーへ行く事にした。

宿で聞くと、バスで行くのが一番良さそうなので、とりあえずバス停へ。

たむろする人に聞きながら、ファテープルシークリーへ行くバスを探す。

015-01 bus

どうやらこのバスが目的地へと運んでくれるようだ。

果たしてこのバスはちゃんと走るのだろうか。そう思いながらも乗り込んで、すぐに出発。

015-02 bus

バスの周りには大量のバイクと自転車が。

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野良牛もこの距離でごろごろ横を通っていく。

バスに揺られる事数十分、近くにいたインド人二人に話しかけられ、仲良くなった。

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道中で出会う人との交流は旅の一つの楽しみだ。

彼らは高速道路に乗る前に降りていった。

バスは高速道路に乗り、目的地へと加速していく。

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高速道路と言っても、インターチェンジこそあれど、防音壁がある訳でもなく、のどかな風景の中を広めの道が続いていく。

015-06 bus

アスファルト舗装が悪いところも多々あり、快適な道のりではなかったが、一時間ほどで無事到着。

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荒涼とした平原に突如として現れるファテープル・シークリー。

城壁に囲まれた町には城門を通り抜けて入っていく。

015-08 Fatehpur Sikri

麦のような穀物を団子状にした不思議な食べ物を作っている出店。やはりカレー色。

015-10 Fatehpur Sikri

複雑な路地の中、歩み進めるとモスクが見えてきた。

015-11 Fatehpur Sikri

ファテープルシークリーは、皇帝の世継ぎ誕生を祝して、アグラから遷都して作られた都市なのだが、深刻な水不足によりわずか14年で放棄された、いわば幻の都とも言える場所。

一瞬の栄光が凝縮された爆発的なエネルギーを秘めた場所とも言えるかもしれない。

015-12 Fatehpur Sikri

ほとんどの建築が赤砂岩により作られ、水不足が象徴する乾燥と灼熱のイメージを体現している。

015-13 Fatehpur Sikri

これだけの植物をここで維持していたことでも、都が大きく栄えていたことが忍ばれる。

015-14 Fatehpur Sikri

ディテールを見ると、バナキュラー建築とイスラム建築が融合されているようだ。

015-17 Fatehpur Sikri

それでも 陰に入ると少しひんやりとするから不思議なものだ。

015-15 Fatehpur Sikri

現地人でもこの暑さには参るようで、そこここでうたた寝する人々がいた。

015-16 Fatehpur Sikri

さすがに暑さにもバテてきたので、いったんアグラに戻る事にした。

帰りのバスは1時間に1本あるかどうか。

乗り遅れないよう、急ぎ足でバス停へと戻った。

そこで、私たちを乗せて帰るバスを見て愕然とした。

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ガラスは割れ、座席は朽ち果て、もはや廃車にしか見えない代物。

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これで高速道路を走るのか。

無事アグラに戻れるのだろうかはなはだ疑問だ。

どうなることやら。

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