2013.06.04 早朝6:30からナポリ湾沿いを散策。
湾内にはかなり大きな豪華客船も停泊していて、港町の風情が強い。
ゆったりとした贅沢な朝の時間を過ごしながら、ベヴェレッロ埠頭(Molo Beverello)へ。
ここからカプリ島行きの水中翼船に乗った。
カプリ島へはおよそ40分程。
島は透き通る青い海に囲まれ、リゾート気分にさせてくれる。
多くの観光客は港で船を乗り換え、そのまま青の洞窟(Grotta Azzurra)へ向かっていったが、あえて陸路で行くことにした。
バス停の場所がわかりにくくて見つけるのに苦労したが、無事乗る事ができて、青の洞窟へ。
洞窟前の海には、順番待ちの船が並んでいた。船乗り場までは崖沿いの階段を降りていく。洞窟に入るチケットは、船に乗ってから、海に浮かぶチケット売りの船と船上でやりとりする。
階段のすぐ脇にある小さな小さな穴が入り口。天候により、波が高い日や潮の満ち具合で侵入出来なくなるのも頷ける。
洞窟内は真っ暗。入り口から差し込むわずかな光が海を青く青く光らせる。
船は奥まで一周して、およそ10分程度の洞窟探検。
船から海に飛び込んで、泳いでいる人も中にはいた。したくなる気持ちがよくわかる。
洞窟探検の後は、のんびりと島内の町を歩く。
街歩きを満喫する中、ジェラーテリア・ブオノコーレ(Gelateria Pasticceria Buonocore)でナポリ地方の名物菓子スフォリアテッラ(sfogliatella)を発見。お菓子の名前が”ひだを重ねた”というだけあって、薄い生地を幾十にも重ねたサクサク感がさわやか。
そして青い空と海に見送られながら、午後の船で本土へと戻った。
夜は、ピッツェリア・ディ・マッテオ(Pizzeria “Di Matteo”)でCapricciosaとRipieno World D.O.C CUP 2011を注文。
“Ripieno World D.O.C CUP 2011″は、2011年の受賞レシピ。たっぷりのリコッタチーズを餃子みたいに中に包込んだ半月の形をした生地をベースに、水牛のモツァレラチーズを使ったマルゲリータ。
美味しい。カプリ島の名産、レモンチェッロと共に。