054 Europe(12)Firenze-Verona

2013.06.11 早朝出発前、庭で摘んでくれた薔薇をお別れにプレゼントしてくれた友人。髪飾りにしてみた。

気の利いた洒落たことをさらっとできるのは、なんとも羨ましい。これから見習いたいところ。

グラッツィェ☆

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フィレンツェからベローナへ出発する前に、午前中だけウフィッツィ美術館へ。

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朝一から大行列のウフィッツィ美術館。午前中だけで十分廻れるはずもないけれど、お目当ての作品だけをつまみ食いのように急ぎ足でぐるっと一周。館内の撮影に関して思いの他厳しかったのは予定外。

その後、プラト(Prato)経由でベローナ(Verona)へ。

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トレニタリア・ヴェローナ駅(Stazione Verona Porta Nuova)前は、自然豊かでのどかな緑が広がる。駅から街の中心ブラ広場(Piazza Bra)までの1.5kmほどを歩きながら街の雰囲気を把握していく。

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ブラ広場東にあるのが、円形闘技場アレーナ(Arena)。夏になると野外オペラが開かれるので有名。

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横目でアリーナを見ながら、街を進んでいく。

ふと時計を見ると、19:45過ぎ。

前日に予約した宿は、フィレンツェで友人にヴェローナだったらここがすこぶるCPいいよってオススメしてもらったところ。

宿を探し歩くが、なかなか見つからない。街ゆく人に尋ね歩く事30分あまり。

細い路地を抜けた先、閑静な雰囲気を纏った小さな広場(corte)の隣に佇む建物が!!かなり分かりにくいところ。

ようやく見つけた宿に着いた頃、時刻は20:20過ぎ。ベルを鳴らしても誰も出てこない。嫌な予感。。。

宿の予約をしたときのメールに連絡先の電話番号が記されている。

ここに電話をしたい。

でも電話がない。

携帯電話もない。

困ったあげく、すぐ近くのオステリアの人に事情を説明しこの近くに電話がないか聞いてみた。

「じゃあこの電話使っていいよ!」

早速電話してみると。。。

どうやらチェックインは20:00までとのこと。メールを読み落としていたらしい。。。既にフロントを閉めて帰宅してしまったと。戻るのにもかなり時間がかかるし、明日にしてほしいと言う。遅れた自分たちが悪いという自覚もあり、明日は泊まるつもりがあることを伝えて今日は諦める事にした。

宿の前で呆然としていると、その宿に泊まっているというカップルに声を掛けられた。

「僕らもここに泊まっているんだけど、どうしたんだ?」

事情を説明すると、電話をして今夜泊まれるよう交渉してくれた。だがやはり駄目だった。

声を掛けてくれたカップルも「残念だね」って慰めてくれた。

とはいえ、もうすぐ21:00を過ぎるしに、どこか泊まるところを探さなくては。

どこか近くに良い宿がないか、またオステリアのスタッフに聞くと、

「いいところがあるから、ちょっと待って」と言われ、電話を掛け始めた。

どうやら、空室があるかどうか確かめてくれている。そして、空いている事が確認できたようで、近くのcozyなホテルを紹介してくれた。カップルとスタッフに御礼を言って、ホテルへと向かった。

紹介された通り、とても居心地のよいホテルでホッと一息。

泊まるところに荷物を下ろすと、それまで宿探しに必死で忘れていた空腹感がこみ上げてきた。

じゃあ食事にいくとしたら。。。

さっきのオステリアじゃない?

ということで、一旦宿を出て、さっきまでいろいろとお世話になったオステリア ”Osteria Sgarzarie” へ。オステリアは日本でいうところの居酒屋のようなイメージだけれど、ここはわざとオステリアと名付けてカジュアルな雰囲気を売りにしたリストランテのように感じた。

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腹が減っていたことと感謝の気持ちを差し引いても、非常に美味しい店だった。こじんまりとした広場にある屋外のテラス席の雰囲気はオススメ!http://www.osteriasgarzarie.com

テラス席の昼の雰囲気はこんな感じ。

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